「医道の日本」に少しだけNADAの記事が載りました

鍼治療による脱オピオイド依存生活【米国KIVI】

米国アイダホ州のABC系列テレビ局KIVIは8月28日のニュース番組で、長年にわたり痛み治療薬のオピオイドを多量に摂取していた傷痍軍人が、鍼治療によってその依存状態から抜け出すことができたという話題を紹介しました。

このニュースでは同州内でNADAプロトコルを用いて痛み治療を行なっている鍼治療院を取り上げ、そこの患者がいかにして重症なオピオイド依存症から立ち直ったかについて報じています。患者は慢性疼痛の緩和のために、10年間日常的にオピオイドを用いていた傷痍軍人で、すでに、鍼治療によって8ヶ月もオピオイドなしで過ごしていることを伝えています。さらに、「この患者は鍼治療を受けることでPTSDや不眠の症状も緩和している」と紹介しています。また番組では、レポーターが実際に治療をうけており、「鍼は嫌いで初めて治療を受けてみたが、ほとんど痛みを感じなかった」などの感想を述べている様子も写しています。

ニュース映像:3分26秒

“FINDING HOPE:Using acupuncture to live opioid-free” KIVI-Aug 28,2018

「見出した希望:鍼治療でオピオイドに頼らずにいきていけるようになる」

「医道の日本」2018年10月号 より転載しました。