Seattleメサドンクリニック見学レポート①

DelawareからSeattleへ

DelawareでのNADA Conferenceを終え、次の目的地Seattleへ向かいました。

Philadelphia空港からSeattle空港まで飛行機で6時間、3時間の時差があります。

Seattelでの予定は、メサドンクリニック、ACRS(Asian Counseling and Referral Service)、ドラッグコートの見学です。

Seattleに到着したのは現地時間の午後1時。

Sachiko先生の自家用車でSouthDowntownへ移動し、ひとまずお昼を食べましょう!と言うことになりました。

ショッピングモールにあるラーメン屋さんで食べたラーメンのなんと美味しかったこと!

Delawareではサンドウィッチばかりだったので、久しぶりに大満足の食事になりました。

Seattleでもラーメンは大人気です。

「輝月」というラーメン屋さんですが、日本では「空海」という店舗名だそうです。関東方面では有名なのでしょうか?

 

お腹も満足したところで、さらに移動して、DrugCourtと刑務所へ。

DrugCourtは火曜から金曜が開いているそうなのですが、今回の滞在中に見学できるかどうかが微妙。。。

火曜日の1時の飛行機で帰国するので、ほぼ無理っぽい。

なので、せめて建物だけでも!ということでSachiko先生と一緒にカメラ片手に向かいました。

まずは刑務所。

左に写っているのが刑務所です。街のど真ん中にあり、一見普通のビルです。

 

写真でも解るように、坂の途中に建っており、坂の向こうは海です。

この刑務所は上層階になるほど凶悪犯が収容されているのだそうですが

上に行くほどめっちゃ景色がいいのではないかと思います。

刑務所がこんな街中の一等地に建っているなんて、日本ではちょっと考えられないです。

なんでここに建ってるんでしょう?不思議でなりません。

 

次はDrug courtへ。Sachiko先生曰く「かなり治安が悪いところに建っている」のだそう。

ちょっとドキドキします。

刑務所からそれほど遠くないところにありますので、ここは車を置いて周辺を歩くことにしました。

車を降りた瞬間、なんというか、、、動物園?のような臭いがしました。

Sachiko先生にどうしてか聞いてみると「そこらじゅうで排泄するから」なんだそうです。

少し歩くと、明らかに「治安が悪いんだな」と解りました。

日曜日のお昼だったのですが、道に座り込んでいる人、

建物に寄りかかって虚ろな目で周囲を眺めている人、

私たち2人を観察するかのように、じーっと目で追う人、人、人。

何としてもDrugCourtの写真を撮りたかったので、2枚だけ撮りましたが

カメラを彼らに向けたら大変なことになる、と思ったので、早々にその場を立ち去りました。

Sachiko先生が「みんなChinatsuのカメラを見てたよ」と。

でっかいカメラはいろんな意味で要注意です。

 

アメリカは銃社会なので、日本では想像もつかないような犯罪が起こります。

車のライトが消えていることをパッシングで教えてくれることってありますよね。

パッシングされて、車のライトを点けた瞬間に「ズドン!」

つまり、何らかのコンタクトがあった、というだけで犯罪の理由になるのです。

なので、観光中に写真を撮ろうと、たまたまレンズを覗いただけで

「見た」というコンタクトになり得るのだということ。

その相手が銃を持っているかもしれない。

アメリカではそのことを頭に入れて行動しなければいけないんだなと思いました。

とは言え、Seattleは緑が多くて湖や海があり、Amazonの本社やStarbucksがあり

とっても近代的で、なおかつ風光明媚で素敵な街です。

ちなみにWashington州はマリファナ合法です。

写真はありませんが、マリファナカフェ?みたいなのがいくつかありました。

私?もちろん行きませんでした。(笑)

Seattle初日はこれでひとまず終了。

 

明日はメサドンクリニックとACRSの見学です。