11/26 NADA JAPAN講習会@沖縄 開催しました!

11月25-26日

NADA JAPANの講習会を沖縄で開催しました。

 

今回の参加者は

沖縄在住の鍼灸学校生3名(内1名は看護師)、千葉在住の鍼灸師1名、再受講1名の計5名でした。

講師はNADA USAの中野佐智子先生、

会場のセッティングや送迎などをNADA JAPAN1期の翁長先生にお手伝いいただきました。

中野先生とは5月のNADA USAカンファレンス以来

翁長先生とは昨年の第一回講習会以来の再会となり、とっても嬉しかったです!

 

26日午後からは、沖縄ダルクの森施設長のお話と模擬患者での実技でした。

PCの調子が悪く、パワポ無しでのお話でしたが

受講生全員、前のめりで聞き入ってました。

 

当事者と会うのも初めて、話を聞くのも初めて。

聞く側の受講生もかなり緊張したようです。

 

森さんのお話のあとは

模擬患者さんに対しての実技です。

前日も実技の時間は多く取って練習しましたが

いざ!本番になると、鍼を刺す以外のことで戸惑うことも多かったようです。

 

例えば、アル綿をどこに置いておこうかとか

隣の人に当たらないようにするには、自分の立ち位置をどうしたらいいのか、などなど。

置鍼している間も鍼が抜け落ちないか心配で、気が気じゃなかったという感想もありました。

耳鍼はベッドではなく、椅子に座ってもらっての施術になります。

施術者は基本中腰(あるいは膝をついた状態)になり、

スペースも狭い中での鍼の施術は、ちょっと大変です。

 

2日間の講習会では、NADA の耳鍼について学んでいただくことはもちろんですが、

依存症について、特に依存症の患者様との向き合い方について学んでいただくことも重要です。

 

「どう接していいのかわからない」

という感想がありました。

初めての時は、みんなそうだと思います。

私もはじめはそうでした。

 

学会に参加したり、イベントにご一緒したりしていく中で一つ解ったことがあります。

「一緒にいること」

その気持ちさえあれば、こ難しいことは要らないんじゃないかと思います。

治療する側される側という目に見えない壁は要らない。

同じ人間として、一緒にいる、

その安心感が一番大事なことだと思います。