NADA JAPAN3周年記念カンファレンス講師のご紹介④

川崎ダルク施設長 岡崎氏

今回のカンファアレンスでは、依存症当事者の方の貴重なお話を聞かせていただく機会を設けました。

NADA JAPANメンバーの進藤さんが、隔週NADA耳鍼のボランティアをさせていただいている、川崎ダルクの施設長・岡崎氏です。

ダルクとは?

1985年に日本で初めて誕生した薬物依存症者の回復のために作られた施設です。DARCとはDrug(ドラッグ)Addiction(依存症、行動嗜癖)Rehabilitation(リハビリ)Center(施設)の文字の頭文字をとってDARC(ダルク)といいます。開設当初から行われている当事者が当事者を支援する方法は現在、ピアサポートと呼ばれ精神医療の治療においても注目されています。ダルクは2016年現在59団体83施設が全国にあります。


川崎ダルクについて

2004年に川崎ダルクは川崎市高津区に設立しました。
現在は、依存症者本人への支援、予防啓蒙活動、相談活動を事業として行っています。川崎ダルクは入所(共同生活を行う)と通所(自宅からダルクに通ってくる)の二つの方法をスタッフと面接の時に決めていきます。スタッフは当事者スタッフが支援をし、同じ境遇から薬をやめていく今日1日を一緒に支援します。 
*女性については通所のみになります。

川崎ダルクHPより転載

当事者の方のお話を聞くと、自分がそれまで持っていた依存症に対するイメージが

誤解と偏見に溢れていたな〜と感じることがきっと多いのではないかと、私は思います。

ぜひこの貴重なお話を、多くの方々に聞いていただきたいと思います!